5月に入り気温は上昇、冷たい飲み物についつい手が伸びてしまいますね。

また、高温多湿の日本の気候に欠かせないのがクーラーです。

便利なものも上手に生活に取り入れないと、不調の原因になることも。

薄着になるこの季節、便秘知らずのスッキリな毎日を目指したいものですね。

 ●便秘の原因その１･･･水分不足●

夏日も増えるこの季節、気をつけていても水分不足になりがちです。

汗をかきすぎて熱中症になることも。

脱水状態になった体内で起こることの一つに便が硬くなるという症状があります。

腸は少しでも多くの水分を食物から吸収しようとするので、排出される便は硬くなり、腸内を移動しづらくなって便秘になってしまうのです。

 ●便秘の原因その２･･･胃腸の冷え●

今年の5月の日照時間は全国的に平年より多かったそうです。また、例年より気温の高い日が多く、最高気温が35度を超える猛暑日となる地域もありました。

暑い日は冷えたジュースにかき氷、ビールなどが美味しく感じますね。

ついつい飲みすぎてしまう方も多いのでは？

冷たい飲み物は胃腸を冷やします。胃腸が冷えると機能が低下しますので、腸の動きが弱くなります。腸の動きが弱くなると、便が腸内を移動しづらくなりますので、便秘につながってしまうのです。

 ●便秘の原因その３･･･クーラー病●

寝苦しい夜を助けてくれるクーラーはとても便利ですが、長時間あたり続けると様々な弊害が起こります。からだの表面が冷えることによって、本来発散されるべき体内の熱が上手に発散されず、体内に留まってしまうことがあります。滞った熱がからだを熱し、さらにクーラーを欲してしまうという悪循環が生まれます。設定温度は下がる一方、悪循環が続きますね。

この状態を放っておくと、全身の倦怠感、便秘などの症状が出てきます。

タイマー設定を上手に使ったり、１時間ほど軽い運動をして熱を発散するなど、汗をかく時間をつくるのもおすすめです。

 これからの季節、からだを冷やさないよう心がけていただき、便秘知らずでおなかスッキリな毎日をお過ごしください。
（2017年5月31日）